NPO法人長崎のぞみ会

朝晩は随分涼しくなってきましたが、日中はまだ残暑が厳しいですね、、皆様いかがお過ごしでしょうか。

今月も市役所2階にて、ピアサポートちゃんぽんを行いました。

本日の参加者は、スタッフ含め合計24名で、3グループに分かれてテーマトークを行いました。

初めて参加された方からは、「グループメンバーから貴重な意見が聞けてよかった」という感想が聞かれ、「さまざまな人と同じテーマについて意見を出し合っていく」というちゃんぽんの醍醐味を感じていただけたのではないかと思います。

午後からは、第6回交流会ぴあるく（ピアサポーター養成講座修了生による意見交換会）を行いました。

本日は、長崎市役所障害福祉課の柴原彩子様から、長崎市の障害福祉の概要についてお話をしていただきました。

長崎市は人口20万人以上の中核都市に指定されていますが、市内の人口あたりの精神病院の病床数、入院患者数、障害者手帳の交付数は、他の同規模の中核都市と比べても非常に高いことが特徴的です。

また、地域での生活のサポートとして、①入院中から、住居の確保や新生活の準備等の支援を行う 「地域移行支援」 ②地域で生活をしている人を対象に、２４時間の連絡相談等のサポート を行う「地域定着支援」などがありますが、令和5年度の長崎市の実績では、①が7件、②が30件だったそうです。

退院後の生活を見据えてさまざまな準備をしておくことは、スムーズに地域での生活をはじめるために重要なことなので、地域移行支援の件数が今後より増えていくといいなと思いました。

さらに講演後には、参加者の方からの活発な質問・意見が飛び交い、障害福祉サービスに対する皆さんの関心の強さが伺えました。

次回のちゃんぽん・交流会ぴあるくは、10月26日(土)に開催されます。交流会ぴあるくでは、上半期におけるピアサロンや、ピアサポーター派遣活動などの報告会を予定しています。

これから日中と朝晩で気温の変化が大きくなりますが、お身体にお気をつけてお過ごしください。

事務局C.S