令和4年度ピアサポート養成講座 第1回専門研修が開催されました!

 こんにちは、事務局のK.Yです。涼しくなったてきたかと思えば、日中はまだまだ暑い日もあって、私は服装に悩んでいます。皆さんは衣替えは終わりましたでしょうか?

 10月9日(日)、令和4年度の精神障害者ピアサポーター養成講座、第1回専門研修が開催されました。

 今回から専門研修という事で、話の内容がより詳しくなり、さらにグループ演習でも話の内容が難しくなってきました。今回は初回の活動内容を報告させていただきます。

 まず5名のファシリテーターの方に、「私のリカバリーストーリー」というテーマで、一人15分の持ち時間でそれぞれの過去のエピソードをお話ししていただきました。

 ファシリテーターの方々は、過去に「ネット依存」「両親の離婚」「対人関係の問題」等様々な辛い経験をしてきて、そこからどのように病気を発症してしまったかという事を話されました。また、そこからどのように立ち直ったか、あるいはどのような考え方をするようになったか、「リカバリー」の体験を語っていただきました。人それぞれ経験も違えば、発症した病気も異なるため、どのようなリカバリーストーリーを持っているかも三者三様でした。講義の内容は少し重い話もありましたが、受講生の皆さんは真剣に聞いておられました。

スライドを用いて講義をする、作業所スタッフの前田さん

 その後、グループ演習を2つ実施しました。1つ目は、「自分のリカバリストーリーを語ってみましょう。各々のリカバリーストーリーを聴いてみましょう。」という内容で、受講生の皆さんにもそれぞれのリカバリーストーリーを語っていただきました。私も含め、病気の有無関係なく皆さんリカバリーストーリーを持っておられました。自分と照らし合わせて参考になる部分もたくさんあるなと感じたので、非常に意義のあるグループワークとなりました。

私のグループのリカバリストーリーはこのようにまとめました(内容はふせております)

 2つ目のグループ演習では、「事例R氏の検討」という事で、テキスト記載の内容を事例検討しました。なかなかイメージがしづらい内容で、回答に困っていらっしゃる方もおられましたが、様々な意見を交わすことができました。

 このような演習を通して、自分がピアスタッフになった時のイメージ、あるいは他の専門職の方がピアサポーターとどのように働いていけばよいかのイメージができるのではないでしょうか。

 次回は10月23日(日)に「ピアサポーター対象」のプログラムと、「ピアサポーター雇用予定者対象」のプログラムの2つに分かれて講座が実施されます。それぞれどのような講座になるのか楽しみです。

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