7月27日(土)ピアサポートちゃんぽん、養成講座修了生交流会ぴあるくを開催しました!

暑い日々が続いていますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

今月も市役所2階にて、ピアサポートちゃんぽんを行いました。

今回は20名以上の参加者の方が集まりました。3つのグループに分かれ、ファシリテーターを中心として、それぞれのグループでテーマを決め、グループトークを行いました。

私のグループでは、暑いこの季節ならではのテーマが提案されました。いつも参加するたびに思うのですが、今回も他の参加者の方の意見を聞いて、参考にできるところがたくさんありました。

午後からは、ピアサポーター養成講座修了生交流会である第4回ぴあるくを行いました。

今回は13名の修了生の方が参加されました。本日のぴあるくでは、精神保健福祉士でWRAPファシリテーターである馬渡春彦さんと、田川療養所の精神保健福祉士および社会福祉士である松尾優花さんのお二人に、講師として来ていただき、WRAPについての体験会を開催していただきました。

「WRAPという名前は聞いたことがあるけれど、実際に体験したことはない」という私のような参加者も少なくありませんでしたが、ファシリテーターの方がつくる和やかで楽しい雰囲気の中、WRAPについての体験会がはじまりました。発言が必須ではなく、自分が言いたいときに準備が出来た人から挙手制で発言できるところが、ちゃんぽんとは異なる特徴だと感じました。また、参加者で意見を出し合って場のルールを作っていくのも新鮮で面白いと思いました。

WRAPというものは、本来2日間まるまるかけて行われていくものだそうですが、本日は時間の都合上、1時間40分という超短縮バージョンで行われました。ファシリテーターの方から、本来どのような形で行われているのかを聞きながら、WRAPの5つの概念についての説明を受けました。

WRAPでは、リカバリーのために大切なものをまとめた「元気に役立つ道具箱」というものがあり、自分には何があるか考え、それぞれオリジナルの道具箱を作っていきます。今回は、「自己主張したいこと」、「幸せを感じる食べ物」の2つのテーマについて、それぞれ自由に意見を出し合いました。A4の紙に自分の意見を書いて、写真のように輪の中に並べていくことで、共有がとてもしやすかったです。

このグループワークの目的として、「自分とは違う意見を知り、参考にできるものは自分の道具箱に取り入れていく」というファシリテーターの方の言葉が印象に残りました。これは、のぞみ共同作業所で行っているピアサポートちゃんぽんにも通じる考え方だと思い、意見を共有することの大切さを再認識しました。

今回の体験会はここまでで終了しましたが、短い時間ながらWRAPの雰囲気を体感することができたように感じます。ファシリテーターの方は市内や市外、県外でWRAPのワークショップを開催されており、こちらは1日を通してWRAPの考え方について学んでいくそうです。私も機会があればぜひ参加してみたいと思いました。

次回のちゃんぽん・交流会ぴあるくは、8月24日に開催されます。暑い日が続きますが、皆さまお身体にお気をつけてお過ごしください。

事務局C.S

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