10月に入りましたが、まだまだ厳しい暑さが続いておりますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
10月11日(土)、令和7年度第7回交流会ぴあるくを開催しました!本日のぴあるくでは、「上半期活動報告」ということで、4~9月の間に行った「ピアサロン」「ピアサポートちゃんぽん」「ピアカウンセリング」に加え、外部での「ピアサポート体験」「リカバリーストーリー発表」についての報告をしていただきました。
上半期報告の前に、毎回実施しているピアサポートちゃんぽんの振り返りから行いました。今一度ファシリテーターの立場や、業務内容についての共有、ルールについての協議等、話し合うことが出来ました。ちゃんぽんは現状良い雰囲気で活動が実施できていると思いますが、この雰囲気を保つあるいはより良いものにしていくには、ファシリテーターの進め方やルールの徹底・見直しが重要になってきます。そのためにこうしてぴあるくで意見交換ができるのは、とても良い機会になっていると感じます。
上半期報告では、ピアサロンの報告から行いました。ピアサロンはのぞみ会に登録していない新規の方の対応があるため、どのような方か見えない中での活動となり、その点で難易度が高いと言えます。現在3人のピアサポーターの方が連携して対応しています。ピアサポーター1人1人の強みを活かして、ピアサポーター同士も支えあいながら空間づくりができていければ良いと思います。ピアサロンの入場カードの使い方や、説明文などもアップデートしているという報告をしていただきました。
ピアサポートちゃんぽんは前述の通り、ファシリテーターの在り方や書記のこと等、細やかな点まで話しあうことが出来ました。また、ピアカウンセリングでは担当のスタッフにより、現状の需要等についてご報告いただきました。ピアカウンセリングを始めて1年が経過しましたが、ありがたいことにカウンセリングの枠が埋まってしまうことがほとんどです。相談内容や満足度から今後も良いカウンセリングを提供できるようにしたいです。

外部での「ピアサポート体験」や「リカバリーストーリー発表」については、各医療福祉機関で色が異なるものになっています。ピアサポート体験は、医療機関だと急性期やデイケアなどでまた違った雰囲気になりますし、さらに年齢層でも異なってきます。出てくるテーマも様々ですし、それに対しての考え方も異なってくるので、ファシリテーターの方はそれをうまく回すのがさすがだなと感じます。ありがたいことに、前向きなご意見を頂くことが多いです。今後とも満足度の高いピアサポート体験、リカバリーストーリー発表を実施していけるようにしたいと思います。
下半期はより多くの事業所で啓発の機会を予定しています。特に10月、11月はピース文化祭関連のイベントが控えており、そこでもピアサポート体験とリカバリーストーリー発表の実施を予定しています。さらにピアサポート活動の啓発に向けて、尽力して参ります。
次回のぴあるくは11月15日(土)に行われます。テーマは「医療機関との意見交換会」です。関係機関の医療機関のスタッフをお招きし、病院でのピアサポーターの雇用に関する意見交換や、情報共有の場にしたいと考えております。
ぜひ多くのピアサポーターにご参加いただいて、生の声を届けていただきたいと思います。
事務局K.Y
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