令和3年度 ピアサポート養成講座 基礎研修

活動記録

10月3日(日)、10日(日)、17日(日)の3日間で基礎研修講座が開催されました。

約30名ほどの講座参加者と、5名のピアサポーター、大学生・大学院生4名、のぞみ会代表河野さん、長崎大学教授田中先生を含めて、総勢40名近くいらっしゃいました。

オンラインでの参加者も2,3名いらっしゃいましたが、ハイブリット形式でうまく輪の中に入れていたようです。

講座は、厚生省により作成された障害者ピアサポートの研修テキストに沿って進めています。参加者は、決められたテーマについて、ピアサポーターの方々の意見や経験を聞いた後、5~6名のグループワークで話し合いを行います。回ごとのテーマについての話し合いの中で、ピアサポートについての理解や、自己理解を深めることができます。新たな発見をできた方が多く、非常に価値のある会になったのではと筆者は思います。

参加者の皆様は、どういうメンバーがいるのか、どのような形式で進んでいくのかと不安が多くあったと思いますが、グループワークは非常に盛り上がっており、参加しやすい雰囲気でした。

11月の専門研修も非常に楽しみです。

活動記録 10月3日

場所

長崎大学医学部保健学科 2階 院生室2 ほか

時間

13:00~16:00

内容

①開講式

②講義「ピアサポートとは?」、「私が考えるピアサポートの良さと自分の強み」

③グループ演習「あなたの考えるピアサポートやあなたの強みについて、自己紹介を交えながら話し合ってみましょう」

④講義「ピアサポートの実際・実例」、「私が実践しているピアサポート」

⑤本日の講座の感想


活動記録 10月10日

場所

長崎大学医学部保健学科 2階 院生室2 ほか

時間

13:00~15:40

内容

①本日の講座の説明

②グループ演習「さまざまな障害領域で、ピアサポートが実践されています。具体的にピアサポートが活用される場所や方法は異なりますが、共通しているのは、経験を生かして活動する点です。自分の経験を振り返り、自分の体験の活かし方についてグループで話し合ってみましょう。専門職の方は、経験を活かして活動するピアサポーターをどう活かせるか考えてみましょう」

③講義「サポートでのコミュニケーションの工夫」、「コミュニケーションで工夫していること」

④グループ演習「次の『あなた』を主語にする伝え方(YOUメッセージ)から『私』を主語にする伝え方(Iメッセージ)に変えてみましょう。」、「コミュニケーションで工夫していること」

⑤本日の講座の感想



活動記録 10月17日

場所

長崎大学医学部保健学科 2階 院生室2 ほか

時間

13:00~16:10

内容

①本日の講座の説明

②講義「私たちが利用しているサービスと提供しているサービス、こんなサービスあったらいいな、こんなサービスを提供できたらいいな」

③グループ演習「障害福祉サービスにおいて、ピアサポートがどのように活用されるのか、話し合ってみましょう」

④講義「私たちピアサポーターの強みと大切にしていいるルール」

⑤グループ演習「ピアサポーターの大切な強みについてどう思いますか、ピアサポーターと専門職が一緒にピアをサポートすることについてどう思いますか」

⑥基礎講座の修了式(本日の講座の感想)