地域活動支援センターⅢ型

(長崎)のぞみ共同作業所

 いろいろな障害を抱えている方が、「家族、作業所、ボランティア」の方々と一緒に、様々な経験を通して、それぞれの目標に向かって歩んでいく場所です。

 例えば、精神障害に悩む方は、退院後地域に戻り回復に向かうと、「友達が欲しい」、「何か新しいことを始めてみたい」、「仕事に再チャレンジしたい」など様々な気持ちが湧いてきます。

 のぞみでは、このような悩みや思いを持つ方たちが、他の通所者やスタッフ、ボランティアと共に作業活動やレクリエーションを通して、日々の生活に充実感を持ち、自分なりの生き方を見つけていけるような環境づくりを目指しています。

施設概要

所長:河野 知房(2017年~)

事業形態: 地域活動支援センターⅢ型長崎市 地域生活支援事業

主な活動:ピアサポート活動、手芸作品、居場所作り

主な対象:精神障害や発達障害の診断がある方
※身体障害(特に下肢)の方は利用の形に制限があります


活動概要

 作業所では、編み物・縫製などの創作活動やピアサポート活動を通じて、憩いのための居場所や就労前準備のための自己調整の場として、仲間達とコミニケーションを通して成長する場所を提供しています。

 活動中に作成した商品は、提携している店舗やイベント出店で販売し、売上から工賃契約をされている方へ還元しています。
工賃制度があるという点で、就労継続支援事業B型と似ているところもありますが、地域活動支援センターⅢ型は生産性よりも居場所としての機能が大きい環境となっています。

また、他の社会資源と併用しやすいことも特徴の一つです。
例えば、障害福祉サービス事業所は複数掛け持ちすることはできませんが、こちらはサービス外の施設なのでB型作業所等と曜日で分けて通所される方も多いです。
そのため、毎日利用される方から週に1回、月に1回程度の方もいらっしゃいます。目的に合わせて柔軟に利用いただける施設にもなっています。

  音楽活動やオリジナル作品など文化活動にも力をいれており、定期バザーやレクレーションで交友を深めています。

 最近では、長崎大学の作業療法科や看護科の実習生の受け入れも行っています。

所在地

〒852-8134 長崎市大橋町3番2号

TEL/FAX (095)807-4269

E-mail nozomi_workshop@xj8.so-net.ne.jp

開所時間

月曜〜木曜日 9:45〜14:45(長期休業期間を除く)
土曜日 10:00〜15:00(不定期)

※GW、夏季、冬季、春季それぞれ1週間~10日間の閉所期間があります